「朝茶」でココロとカラダを整える

2021.08.06(Fri)

朝目覚めて温かいお茶をゆっくりといただく。

朝にお茶を飲むことで、ココロやカラダに良い影響があるのをご存知でしょうか?

今回は、朝茶の効果についてご紹介していきます。


朝茶とは

朝茶とは、朝にお茶を飲むことです。

朝茶にまつわることわざもいくつかあり、

古来から人々の暮らしには欠かせない存在だったことがわかります。

 

・朝茶に別れるな

 → 朝のお茶を忘れずに飲もう。

 

朝茶は福が増す 

→ 朝にお茶を飲むことで、健康を守り、災いを防いでくれ、良いことが起こる。

 

・朝茶はその日の難逃れ

→朝にお茶を飲めば、災難を避けることができる。

 

・朝茶は七里帰っても飲め

→朝のお茶を飲むのを忘れたら、
たとえ七里(約28km)の距離でも、帰って飲むべきだ。

 

ことわざからも、朝にお茶を飲むことがとても大切で、

災難よけとしての習慣にもなっていたことがわかります。

では、朝にお茶を飲むと、ココロとカラダにどのような効果があるのか。

次項で見ていきましょう。

 

朝茶の効果

緑茶の代表である「煎茶」で解説していきます。

 

・効果その1:カフェイン

煎茶にはコーヒーのおよそ3分の1にあたるカフェインが含まれているので、覚醒作用があり、頭もスッキリする効果があります。

朝起きてすぐのコーヒーは、
刺激が強くて胃が痛い…という方には煎茶がおすすめです。

 

・効果その2:テアニン

テアニンはアミノ酸の一種で、ストレスを和らげ、目覚めた時の疲労感や眠気を軽減する効果があると言われています。

 

・効果その3:カテキン

カテキンは、抗ウイルス作用や血糖値の上昇を抑制、免疫力を高める効果などが期待できます。

 

このように、カフェインの覚醒作用とテアニンのリラックス効果、カテキンの健康効果と、朝茶の効果は、まさに良いとこづくしです。

さらに言うと、温かい煎茶を飲むことで、胃や腸などの内臓も温まり、食欲やお通じにも良い働きをしてくれます。

 

まとめ

今回は朝茶の効果について解説してきましたが、いかがでしたか?
朝にお茶を飲むことを習慣にしていただき、
気持ちのいい朝を迎えていただけたら嬉しいです。

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